厚生労働省に聞いた!葉酸の推奨摂取量はどのくらい?妊活・妊娠・産後では?
2017/06/14
「葉酸」は元気で健康な赤ちゃんを授かるために必要な栄養です。
とくに妊活から妊娠・産後は普段より多くの葉酸が必要で、国も積極的に葉酸を摂取するように呼びかけています。
でも、1日にどのくらいの葉酸が必要なのでしょうか?サプリメントが勧められている理由は?葉酸の効果・副作用も気になる・・・
そこで今回は
- 国(厚生労働省)に直接聞いた葉酸の推奨摂取量とは?
- 葉酸サプリメントがおすすめの理由
- 葉酸の効果(赤ちゃんの身体障碍・妊娠・男性不妊)
- 葉酸の副作用(子供の喘息リスク)
を詳しくご紹介します。
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目次
一日どのくらい必要?妊娠時期別の葉酸の摂取量
「妊活中から葉酸を積極的に摂ることが大切」といっても、具体的に1日どれだけの量を摂取すればいいのでしょうか。
まずは厚生労働省が発表している女性の年代別摂取量・上限量(日本人の食事摂取基準(2015年版))がこちらです↓
年齢 | 女性(μg) | |||
推定平均 必要量 | 推奨量 | 目安量 | 上限量 | |
0~5 (月) | - | - | 40 | - |
6~11 (月) | - | - | 60 | - |
1~2 (歳) | 70 | 90 | - | 200 |
3~5 (歳) | 80 | 100 | - | 300 |
6~7 (歳) | 100 | 130 | - | 400 |
8~9 (歳) | 120 | 150 | - | 500 |
10~11 (歳) | 150 | 180 | - | 700 |
12~14 (歳) | 190 | 230 | - | 900 |
15~17 (歳) | 210 | 250 | - | 900 |
18~29 (歳) | 200 | 240 | - | 900 |
30~49 (歳) | 200 | 240 | - | 1000 |
50~69 (歳) | 200 | 240 | - | 1000 |
70以上 | 200 | 240 | - | 900 |
妊婦(付加量) | +200 | +240 | - | - |
授乳婦(付加量) | +80 | +100 | - | - |
1妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性は、神経管閉鎖障害のリスクの低減のために、付加的に400μg/日のプテロイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる。
2サプリメントや強化食品に含まれるプテロイルモノグルタミン酸の量。
正直、この表わかりづらいですよね?
妊婦といっても妊活中~妊娠超初期、初期・中期・後期あるのに同じ量でいいのかな??
そこで疑問点を解決するべく、厚生労働省に葉酸の推奨量を直接聞いてみました。
厚生労働省に聞いた!妊活・妊娠・授乳期の葉酸推奨量とは?
厚生労働省へ問い合わせをすると、栄養指導室に電話をつないでいただきました。
あと、妊婦と言っても妊娠初期・中期・後期がありますが推奨量の違いはありますか?
妊娠を計画していたり妊娠の可能性がある女性は、推奨量240㎍と栄養機能食品等から+400㎍摂ることを勧めています。
妊婦は付加量+240㎍ですので合計480㎍の葉酸が推奨量となります。
摂取する上で注意することはありますか?
妊娠希望の葉酸摂取量と上限量まとめ
厚生労働省へ聞いてみて、葉酸摂取量は3つの時期「妊活中の妊娠前」「妊婦」「授乳期」により推奨量が違うということがわかりました。
妊娠状態・時期 | 1日の葉酸推奨量 | 上限量 |
非妊娠時 | 240㎍ | 1000㎍(30~69歳) |
妊活中・妊娠1ヶ月前~妊娠まで | 640㎍(内、サプリメントから400㎍摂取を推奨) | 1000㎍(30~69歳) |
妊婦 | 480㎍ | 1000㎍(30~69歳) |
授乳婦 | 340㎍ | 1000㎍(30~69歳) |
とくに妊活中(妊娠1ヶ月前~妊娠初期)は食事から摂る葉酸以外に、栄養補助食品(サプリメント)からプラス400㎍の摂取するよう勧めています。
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国が妊活中に葉酸サプリを飲むように勧めている理由とは?
葉酸は水に溶けやすく熱に弱い性質で、加熱調理すると約50%の栄養が失われてしまいます。
たとえば、ほうれん草を6株(葉酸:約400㎍)毎日食べ続けたとしても、ゆで汁に栄養が流れ出てしまうため「必要な葉酸が摂れていなかった・・・」ということも。
葉酸を効率よく摂取するなら食べ物よりサプリメントが正解!
栄養機能食品(サプリメント)は、身体に吸収しやすいように栄養が凝縮されています。
妊活・妊娠・授乳期に葉酸が不足すると、胎児に深刻な障害が起こる可能性が高まります。
無理に食べ物だけで摂取するのではなく、サプリメントから葉酸を補う方が確実◎
厚生労働省もサプリメントからの葉酸摂取を推奨しています。
葉酸の効果~どうして妊活・妊娠・産後に必要なの?
葉酸は、子供から大人まで男女ともに必要なビタミンです。
とくに健康で元気な赤ちゃんを授かりたい妊活夫婦や妊婦さん、授乳中のママに嬉しい効果が期待できます。
時期 | 葉酸の効果・働き |
妊活・妊娠初期 | 胎児の神経管閉鎖障害や自閉症・流産リスクの軽減、つわり軽減 |
妊娠中期・後期 | 流産リスク軽減、胎児の成長を助ける、貧血予防 |
出産後 | 産後の子宮回復、産後の抜け毛予防、貧血予防、産後うつ予防、母乳の出をよくする |
授乳期 | 母乳の出をよくする・母乳の質向上赤ちゃんの発育を促進 |
男性不妊にも効果あり!妊活中から葉酸を飲もう
不妊の原因の半分は男性側にあります。女性の卵子に問題がなくても、精子の状態が良くなければ妊娠はできないのです。
アメリカのカリフォルニア大学の研究で、男性が葉酸を摂取すると精子の奇形や染色体異常が20~30%低くなることがわかりました。
染色体異常の少ない健康的な精子が増えると、受精の確率が高くなります。
妊活中の男性に必要な葉酸は1日240㎍。葉酸を夫婦で飲むことが赤ちゃんを授かる第一歩になります。
葉酸の過剰摂取で副作用が!生まれてくる子供が喘息になる?
厚生労働省も摂取上限を守るようにと話していましたが、いくら必要な栄養「葉酸」でも摂り過ぎるのはよくありません。
「葉酸を妊娠中期以降に飲むと生まれてくる子供が喘息になりやすい」そんな話を聞いたことはありませんか?
2009年にオーストラリアの研究機関にて「妊娠後期に合成葉酸サプリメントを1日の上限量(1000㎍)以上を摂取し続けると、3~5歳の間に小児喘息にかかるリスクが高まる」という発表がされました。
妊活~妊娠・産後まで葉酸は重要な栄養素です。不足すると赤ちゃんの健やかな成長にも関わります。
このことからも葉酸サプリは摂取量を守り、上限量(1日1000㎍)を超えないようにすることが重要です。
葉酸サプリの選び方~摂取量を自分で調整できる
葉酸は、妊活中~妊娠初期は640㎍、妊娠中は480㎍、産後は340㎍必要です。
人気の「ベルタ葉酸サプリ」は1粒に葉酸100㎍配合。時期にあわせて摂取量を自分でコントロールできます。
厚生労働省推奨のモノグルタミン酸型の葉酸で、無添加で安全。
これ1つで妊活~妊娠・産後までトータルでカバーできる優れものです。
みんなに選ばれて売上げNO1。アラフォーで無事に妊娠・出産できた私も妊活中からベルタ葉酸サプリを飲みました。
厚生労働省に聞いた葉酸の推奨摂取量まとめ
妊娠状態・時期 | 期待できる効果 | 1日の葉酸推奨量 | 上限量 |
妊活中・妊娠1ヶ月前~妊娠まで | 胎児の神経管閉鎖障害や自閉症・流産リスクの軽減、つわり軽減 | 640㎍(内、サプリメントから400㎍) | 1000㎍(30~69歳) |
妊婦 | 流産リスク軽減、胎児の成長を助ける、貧血予防 | 480㎍ | 1000㎍(30~69歳) |
産後・授乳婦 | 産後の子宮回復、抜け毛・貧血・うつ予防、母乳の出をよくする | 340㎍ | 1000㎍(30~69歳) |
- 葉酸は妊活・妊娠・産後(授乳期)に大切な栄養。
- 国(厚生労働省)では妊娠を計画している女性に、食事から240㎍+サプリメントから400㎍の葉酸摂取を推奨。
- 葉酸は男性不妊にも効果がある
- 葉酸の過剰摂取は副作用リスクがある(子供の喘息リスクが上がる)
- 妊活・妊娠・授乳期に必要な葉酸は摂取量を守る
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