【受精から着床まで完全ガイド】着床日数や症状は？性交後いつから妊娠検査薬が反応する？

受精から着床までの日数は？

妊娠のメカニズムから逆算すると、排卵・受精してから着床開始までの時間は大よそ1週間～10日。

さらに2～3日かけて子宮内膜に根を張り、着床完了になります。

妊娠は簡単に説明すると次の5ステップで成立します。

卵子や精子にはそれぞれ寿命と受精可能期間があります。

個人差があるためすべての人が同じではありませんが、排卵から着床までの日数について、考え方・目安を紹介します。

排卵から受精までは何日かかる？

排卵から受精までの期間は1日以内です。

卵巣には卵子の予備軍が眠っています。生理後に脳から卵子に「大きくなりなさい」と指令がきて、卵子が成長を始めます。

大きくなってきた卵子の中で一番成長の早い卵子（主席卵胞）だけが成長を続け、成熟すると卵胞から飛び出します。これが排卵です。

卵子の寿命（生存期間）は排卵後24時間。そのうち受精可能な期間はたった6～8時間とも言われています。

受精可能な時間以外では、いくら性交しても受精できません。

このことから排卵から受精までの日数は1日以内と考えられています。

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受精から着床開始までの時間はどのくらい？

受精から着床開始までの期間は大よそ7日～10日。
着床完了には+2～3日かかるため、受精から数えて大よそ9～13日。

受精した卵子（受精卵）は5日ほどかけて、2分胚→4分胚・・・と成長しながら子宮に向かってゆっくり移動します。

排卵から6日目頃に子宮に到着し、そこから根をはり着床が始まります。

これらのことから、排卵・受精してから着床開始までの時間は大よそ1週間～10日、着床終了には+2～3日かかるので受精から数えて9～13日と考えます。

【わかりやすい動画】受精から着床まで

受精から着床までのイメージ動画を見つけました。

言葉は一切なく映像だけですが、受精・着床・胎児の成長がわかりやすいです。

受精率を上げる仲良しタイミングとは？

精子の寿命は平均2～3日（約72時間）、長くても1週間といわれます。

射精後すぐの精子には受精能力がなく、射精後6時間後～36時間が受精可能です。

卵子と比べて精子の方が受精可能期間が長いので、妊娠の可能性を上げるには排卵前に仲良しHをして精子が待ちぶせする方法がベスト！

卵子と精子の受精可能時間から考えると、理論上は「予想される排卵日の2日前から30時間毎に性交タイミングとる」と受精確率は高くなります。

常に卵管に新しい精子を待機させて、排卵のタイミングを逃さないようにするのが妊娠しやすい方法です。

受精から着床までの過ごし方で気をつけること

着床しやすくるす過ごし方や着床時期は何に気をつけたらよいのか、真剣に妊娠を考えている人なら気になりますよね。

私は実際に医師や看護師さんに聞きましたが「規則正しく普段と変わらない生活で大丈夫」という当たり前の答えが返ってきました。

でも、月1回しかない妊娠チャンスをできるだけ良い状態で過ごしたい！

医学的には問題ないとされていることでも「あれが原因で着床しなかったかも･･･」と後悔するのは絶対イヤ！

そんな私は、食事・運動・睡眠など生活環境を改善しホルモンバランスを整える工夫をしました。

詳しくはこちらの記事に書いたので、読んでみてくださいね。

受精から着床する間に体調変化や症状は出る？

医学的には、受精から着床までの時期は体調変化や症状が出ることはないと言われています。

（着床後hCGホルモンが分泌し始めて、悪阻など妊娠症状が現れるという考え）

しかし実際には、何かしらの体調変化や症状があったという体験談も見かけます。

妊娠を意識しすぎてちょっとした変化に過剰に反応しただけ。

「想像妊娠だった・・・」というケースもありますが、生命の神秘を考えると妊娠の兆候を感じる人が居ても不思議ではないですよね。

よくある感じやすい妊娠サイン・着床症状はこちらの記事にまとめました。気になる方はチェックされてみてくださいね。

生理予定日近くに少量出血は着床サイン？

「着床出血」は妊婦さんの50人に1人の割合で起こるといわれています。

もし生理予定日に少量出血があった時は、こちらの記事を参考にしてみてください。

最短で着床後いつから妊娠検査薬は反応する？

妊娠検査薬は着床後に分泌されるhCGホルモンを検知して、妊娠しているかどうかを判定しています。

※間違いやすいですが、排卵日や性行為後すぐ・受精した直後のタイミングでは、妊娠検査薬で陽性反応は出ません。

基本的に妊娠検査薬の判定ができるのは

• 早期妊娠検査薬チェックワンファストは生理予定日から
• 一般的な妊娠検査薬（クリアブルーなど）は生理予定日1週間後から検査OK。

でも生理不順だったり基礎体温を測っていない人や排卵日を予測していない場合は、生理予定日から計算するのはむずかしいですよね。

そういう人は、性行為してから何日後から反応がでるのかで考えてみるといいですよ。

下で詳しく書きますが、早い場合は早期妊娠検査薬なら性行為から12日経った頃頃から反応が出始めます。

性交後、いつから妊娠検査薬で反応が出る？

ホルモン分泌量には個人差がありますが、着床してから3日ほどでhCGは25mIU/ml、着床から5日後で50mIU/mlを超えるとされています。

• 早期妊娠検査薬の検出感度：25mIU/ml
• 一般的な妊娠検査薬の検出感度：50mIU/ml

つまり、もし性行為日に受精したと仮定すると・・・

最短で仲良しHから12日後頃に早期妊娠検査薬で反応が出ます。

ただし仲良しH日が排卵日とは限りません。精子の寿命分を考慮して12日+1週間くらいと考えていた方が良いです。

※hCGホルモンの分泌量には個人差があります。検出濃度に達する日数にもばらつきがあるため、あくまで目安です。

※推奨検査時期：チェックワンファストは生理予定日から、クリアブルーは生理予定日1週間後から。

下記ページでは、早期妊娠検査薬チェックワンファストで反応がなかったけど妊娠している可能性についてまとめています。

一般的な妊娠検査薬クリアブルーはこちら。

フライング検査は化学流産に気づいてしまうリスクがあります。

受精から着床まで完全ガイドまとめ

• 受精から着床までの日数は大よそ1週間～10日。
• 受精率を上げるタイミングは排卵日の2日前から30時間ごとに性交する
• 医学的根拠はないが、着床時に腹痛や出血など着床症状が現れることもある
• 早期妊娠検査薬は着床3日後から反応が出る可能性がある
• 受精から着床までは規則正しい過ごし方+着床をサポートする葉酸サプリを飲む
• 妊娠1ヶ月前から妊娠初期までに葉酸を飲むと、赤ちゃんが深刻な身体障害になるリスクを下げることができる
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